ノウハウ
2025-02-13

家でできる!アスリートが回復するためのお風呂の入り方

「お風呂に入ることは、疲労の回復に効果的です!」と言われると、「なんとなくそうだよね!」と思いますよね。でも、何でお風呂には疲労回復に効果があると思いますか?

今回は、お風呂がもたらす効果や、もっと効果的に疲労回復を実現させる「スタンフォード式のスーパー回復浴」をご紹介します。これを読んだ後には、きっと実践してみたくなること間違いないなしです。

お風呂が疲労回復に良い理由

1. 血行が良くなって、身体の老廃物を運び去ってくれる

温熱効果とも言われており、お風呂に入ることで身体が温まり、血のめぐりがよくなることで、酸素や栄養を含んだ新鮮な血液が全身に運ばれます。それだけでなく、体内の老廃物や二酸化炭素も運び去ってくれます。

2. 水圧で、身体をマッサージしてくれる

静水圧効果とも言われており、お風呂の水圧が身体全身のマッサージをしてくれることで、身体の疲れやむくみ、冷えまでをも軽減してくれます。

3. 物理的な重みから解放され、リラックス状態をつくってくれる

浮力効果とも言われており、水の力によって関節や筋肉が物理的な重みから解放されることで、緩み、リラックス状態をつくってくれます。

4. 良い睡眠へ導いてくれる

お風呂に入ることは、副交感神経を優位にしたり、身体の深部まで温めてくれます。睡眠の最適なタイミングは、身体の深部体温が下がってきたタイミングなので、お風呂で深部体温を温めて、90分ほどの時間をかけてゆっくりと深部体温を下げることで、より深く、質の良い睡眠へ導いてくれます。

お風呂に入るだけでこんなにも良いことがあるんですね!ここまでの説明だけでも、お風呂の効果を感じていただけたと思います。

ここからは、日々スポーツを頑張る皆さんに是非とも見ていただきたい、家でも実践できる「スタンフォード式の回復浴」をご紹介します。

スタンフォード式 回復浴

①お風呂に入る前に、350mlの水を用意し、半分の量を飲む(=コップ1杯分)

②10~15℃の冷水シャワーを、1分ほど浴びる

③37~38℃くらいのお湯に、30秒浸かる

④10~15℃の冷水シャワーを、30秒ほど浴びる

⑤10~12分ほど、③④を約10回ほど繰り返す(12分を超えないように注意!)

⑥最後に、冷水シャワーを1分ほど浴びて入浴終了

⑦お風呂上りに、①の残りの水を飲みほして終了

以上7つのステップが、スタンフォード式の回復浴となります。

ただし12分を過ぎてしまうと、水分が多量に失われたり、交感神経が優位になることで睡眠に悪影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう!

いかがでしたか?早速今日からはじめてみることで、その疲れを効果的に取り除いてきましょう。

出典:

・『世界のトップアスリートも実践。「スタンフォード式回復浴」とは』News Picks

・『アスリートこそ大切にしたい“入浴”のススメ』きのこラボ by HOKUTO

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